「
日本人は未来に住んでいる」
極東の地、不思議の国ジパングがまたやってしまいました。皆さんは昨年12月まで放送されていた水無月すう原作のアニメ『そらのおとしもの』を覚えていますか? 「
ああ、あのパンツが空を飛ぶEDの」と思いだした方、
正解です。
全世界の度肝を色々な意味で抜いてしまったあの「編隊パンツ」事件から早数ヶ月、今度は現実の空をパンツが飛びます。それもたった1000円で。
『そらのおとしもの』は懐メロとともに毎回違うエンディングが流れるという変わった趣向をとっていました。そして、第2話にして『岬めぐり』に乗せて
パンツが編隊を組んで空を飛ぶというキレっぷりを披露することに。その映像の衝撃度は全世界共通だったらしく、YouTubeに転載されるや否やデイリー再生数1位を取ってしまいました。
動画に寄せられたコメントも、人類の突然変異・日本人にむけた温かい言葉で満たされています。そんな中、ニコニコ動画で本当にパンツを空に飛ばしてしまう剛の者が現れます。その名も尻P、またの名を野尻抱介――そう、日本を代表するハードSF作家の野尻先生です。
デビュー作『クレギオン ヴェイスの盲点』、初の星雲賞受賞作『太陽の簒奪者』、2007年にはアニメ化もされた『ロケットガール』など宇宙を題材にしたSFを発表しつづけてきた野尻先生、ニコニコ動画と初音ミクにはまってからは『南極点のピアピア動画』を執筆し6度目の星雲賞を受賞したりしています。そんな先生ですから「尻P」の名で実際に動画を投稿して、敬愛と爆笑と共に「先生何やってんすかシリーズ」のタグが付けられたりもしています。
『そらのおとしもの』の「編隊パンツ」に対する野尻先生なりの答えが上の動画です。該博な科学知識を持つSF作家だけあって、すごい技術力です。空を飛んでいるのは、パンツを模った「はばたき機」、いわゆるオーニソプターというもの。オーニソプターは15世紀、鳥の羽ばたきの仕組みと骨格を精査したダ・ヴィンチによって描かれた設計図を嚆矢として、19世紀にグライダーが発明されるまで空へ憧れを持つ人類の夢を担ってきた飛行機械でした。
現在は模型飛行機の分野でくらいしか形をとどめていませんが、それでもオーニソプターは人間の本能を刺激するデザインらしく、SFやアニメの世界では人気のガジェットで大空を優雅に羽ばたいています。宮崎アニメの『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』を思い起こして頂ければ理解しやすいでしょう。
パンツ+オーニソプター=人類の夢 そんな夢のロマン飛行機械を野尻先生監修で発売するのは株式会社クエスチョナーズ――『あなたの知らない看護婦~性的病棟24時~』白鳥天音フィギュアやスク水ホルダーなど夢あふれる企画をプロデュースしてきた実績のある会社です。価格は1000円で、パンツ(翼)のデザインは
ピンクと青の縞柄、
ピンクと青の水玉の計4種類から選べるという大盤振る舞い、発売時期は3月6日以降になる模様です。
「でも、ひとりでパンツを飛ばすのは寂しいかな」と思ったすこしシャイなあなた、大丈夫です! 3月6日にニコニコ技術部「作ってみた祭」の連動企画として行われる「空フェス!」にてパンツを実際に飛ばす催しが開かれます。チケットは1000円、2月8日からの発売になります。チケットの代金には「空飛ぶパンツ」の分も含まれていますので大変お得! さあ、ロマンをパンツに乗せて、あの大空へ羽ばたかせようではありませんか!
空飛ぶパンツ 株式会社クエスチョナーズ(チケット予約も可)空フェス! オフィシャルサイト『そらのおとしもの』公式サイト